今日から8月。
夏真っ盛りの暑い毎日が続きますね。
皆さまいかがお過ごしですか?
暑いだけで疲れが出ますね。
外の暑さと室内の涼しさで身体の体温調節機能が崩れやすくなります。
最近夏風邪の話もチラホラ。
今日はそんな夏の食養生についてです。
夏は水分代謝と消化吸収を上げる食材がおすすめです。
水分代謝を良くする代表食材は、夏に採れるウリ科の野菜。
主にきゅうり、スイカ、カボチャ、ズッキーニ、冬瓜、ゴーヤなど。
1日1ウリと言われるくらい、毎日ウリ科の野菜をひとついただくと良いですね。
食で意識すると良いこと。
1)清熱・利水
身体の熱を冷やし、水分代謝をあげる
・はとむぎ、トマト、なす、きゅうり、冬瓜、さやいんげん、スイカ
2)苦味
体内にたまった熱を取って、心を健やかに
・ゴーヤ、みょうが
3)暑邪・湿邪
夏の暑さで体力を奪われる時期、夏バテに
・ゆりね、うなぎ、玄米
やはり、その季節に採れる食物は、人の身体にとって必要なものだということがよく分かります。
熱を取ってくれたり、水分代謝を上げてくれたり。
今は季節関係なく野菜や果物が手に入る時代ですが、基本は季節に合った食材を選ぶこと。
それを意識するだけで身体は素直にその季節に合った状態にしてくれます。
そして、「五臓」では夏は「心」の季節。
「心」は精神や意識、思考力。
血液をポンプ作用により送り出し、全身に栄養を送ります。
そんな「心」が夏バテ等で弱ると出やすい症状は、睡眠、精神、血液循環、心臓、小腸、舌、顔色など。
夏バテで食事が摂れず、胃腸が弱るのはまさに「心」が弱っているから。
また睡眠に悩まれる方が増えるのもこの時期ですね。
食も含め、生活習慣そのものを少しずつ見直していくのに良い時期かもしれません。
まずは今不調を抱えている方は、少し自分の食や過ごし方を振り返ると良さそうです。
暑い毎日、無理のないよう、元気にお過ごしくださいね。
現在募集中のワークショップ・セッション
LINEでは週の初めに植物療法のおたより、新月満月のおたよりをお届けしています。
その他ワークショップのご案内もしていきますので、ぜひご登録くださいね。
ワークショップのお申込み、またハーブティーのご注文等もLINEのメニュー欄からできます。
コメントをお書きください